日本取引所グループ
Japan Exchange Group,Inc.
その他金融業 / 金融(除く銀行)
2,252.5円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/17
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
日本の資本市場インフラを独占的に運営
取引所の新規参入は事実上不可能であり、取引量増加に伴う限界コストが極めて低い。営業利益率58%・ROE 23.1%の高い資本効率を実現。
- 2
「貯蓄から投資へ」の構造的追い風
新NISA制度や東証の「資本コスト経営」要請、海外投資家の日本株回帰など、複数の構造的要因が日本株売買代金の拡大を支える。
- 3
情報関連収益の安定成長
指数ライセンス料やリアルタイムデータ配信による情報関連収益は取引量に左右されにくい安定収益源として伸長している。
注意すべきリスク
- 1
収益の売買代金依存
2023年3月期には売買低迷で減収に転じた実績があり、市場環境の悪化がダイレクトに業績に響く。
- 2
PER 28.9倍・PBR 6.53倍の高バリュエーション
金融セクターとしては極めて高い水準であり、売買代金低迷時には業績悪化とバリュエーション調整の二重苦リスクがある。
- 3
買収プレミアムが制度上ありえない
金商法第106条の14第1項が議決権20%(一定の場合15%)以上の取得・保有を禁じており、TOBによる支配権取得は制度上不可能。M&A期待による上値は働かない。
事業概要
日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所と大阪取引所を傘下に持つ日本の金融市場インフラの中核企業。現物市場(arrowhead取引システム)とデリバティブ市場(J-GATE取引システム)の運営、日本証券クリアリング機構(JSCC)による清算・決済機能、市場データ・情報サービスの提供、自主規制機能を統合的に担っている。
主要事業
取引所運営 — 東京証券取引所(現物市場)、大阪取引所(デリバティブ市場)の運営
清算・決済 — 日本証券クリアリング機構(JSCC)による清算・決済サービス
情報サービス — 市場データ配信・指数算出・上場関連サービス
自主規制 — 日本取引所自主規制法人による市場監視・上場審査
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
198,735
+22.5% YoY
営業利益
116,289
+29.0% YoY
純利益
79,139
+29.5% YoY
営業利益率
58.5%
企業評価
総合スコア 3.4 / 5
成長性
4
収益性
5
安全性
1
規模
5
割安度
2
競合・類似銘柄
売買の場や、信用取引に必要な資金・株券を供給する市場インフラ事業者。個社の営業力ではなく市場全体の売買代金と信用残高に収益が連動する。
日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所と大阪取引所を傘下に持つ日本の金融市場インフラの中核企業。現物市場(arrowhead取引システム)とデリバティブ市場(J-GATE取引システム)の運営、日本証券クリアリング機構(JSCC)によ…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ