Liberaware
Liberaware Co.,Ltd.
精密機器 / 電機・精密
789円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/11/4
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
屋内点検ドローンの独占的ポジション
20cm角の世界最小級ドローン「IBIS」は狭小空間に特化し、国内で同等製品を持つ競合がほぼ不在。福島第一原発の格納容器内部調査に採用された実績は、他社が容易に追随できないレファレンスです。
- 2
52億円のSBIR国家プロジェクト
JR5社を含む鉄道事業者6社と連携したProject SPARROWで鉄道点検ドローンの実用化を推進中(2028年春実運用開始予定)。国内鉄道点検市場は約2,000億円と推定され、その一部でも獲得すれば非連続的な成長が期待できます。
- 3
ストック型ビジネスへの転換進行
リカーリング収益(レンタル・LAPIS データ処理)は2024年7月期3.5億円→2025年7月期6.3億円→2026年7月期7.9億円と、全社売上の伸び(+13%)を上回る+25%で成長。機体販売の一時売上から継続課金モデルへのシフトが事業の安定性を高めています。
注意すべきリスク
- 1
継続的な営業赤字と2期連続の予想未達
2026年7月期は営業損失▲24.0億円・経常損失▲8.1億円で、6月に下方修正した予想もさらに下回りました。2027年7月期も経常損失▲11.1億円を計画しており、営業黒字化の時期は見えていません。
- 2
国家プロジェクトへの依存
Project SPARROWの補助金(最大52億円)は経常利益段階で計上され、損益構造に大きく影響します。補助金の受領が翌期にずれるだけで経常損失が拡大するほか、プロジェクトの遅延・中止・減額は業績に直結するリスクです。
- 3
PBR約18倍の期待先行バリュエーション
時価総額約226億円(2026年9月14日時点)に対して純資産12.9億円・売上高16.0億円と、国家プロジェクト成功を大幅に織り込んだ株価水準です。期待を下回る進捗報告が出れば急落リスクがあります。
- 4
希薄化と小型株の流動性リスク
2026年7月期は増資と新株予約権行使で発行済株式数が5.1%増え、営業キャッシュフロー▲6.2億円に対し期末現金は8.3億円と追加調達の可能性が残ります。個人株主比率76%、売買代金1日3〜5億円程度と流動性も限られます。
事業概要
Liberawareはドローン・ロボット・データ処理・解析技術を活用した産業インフラ点検ソリューション企業。屋内狭小空間専用ドローン「IBIS」で人が立ち入れない環境からデータ取得し、3次元化クラウド「LAPIS」で情報を可視化。
主要事業
インフラ点検ドローンソリューション — 屋内狭小空間点検用ドローン「IBIS」、自動飛行制御・データ解析
3次元化クラウド「LAPIS」 — ドローン取得データの可視化・点検調査の効率化支援
株価推移
業績ハイライト2026/7(百万円)
売上高
1,595
+13.4% YoY
営業利益
-2,397
純利益
-811
-1863.0% YoY
営業利益率
-150.3%
企業評価
総合スコア 3.3 / 5
成長性
5
収益性
1
安全性
5
規模
2
割安度
—
競合・類似銘柄
産業用ドローンと運航管理・データ解析を組み合わせてインフラ点検を担う。人手による点検の置き換えと規制緩和が市場を広げる。
Liberawareはドローン・ロボット・データ処理・解析技術を活用した産業インフラ点検ソリューション企業。屋内狭小空間専用ドローン「IBIS」で人が立ち入れない環境からデータ取得し、3次元化クラウド「LAPIS」で情報を可視化。
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ