LITALICO
LITALICO Inc.
サービス業 / 情報通信・サービスその他
1,976円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/11/4
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
就職実績が支える就労支援の収益力
LITALICOワークスは累計就職者2万人超、2025年度は2,585名が就職し定着率90.7%でした。就労移行支援は定着率で基本報酬の単価が決まり、新設を除くほぼ全施設が最高の区分です。上期も就労支援の利益は+33.8%でした。
- 2
利益率3割超のプラットフォーム事業
障害福祉・介護の事業所向けソフトの定額課金契約は38,045事業所(2026年9月末)に積み上がり、セグメント利益率は3割を超えます。発達ナビ(50万会員)・仕事ナビの集客支援もあり、売上比率が上がるほど全社の利益率を押し上げます。
- 3
上方修正と出店の加速
2026年11月に通期予想を売上455〜460億円・営業利益58〜63億円へ引き上げ、期末配当予想も15円から20円にしました。来期は就労支援で40施設の開設を計画し、児童福祉も開設を加速します。
注意すべきリスク
- 1
報酬改定で利益が大きく動く
収入の大半は国の障害福祉サービス給付費です。2024年度の報酬改定では児童福祉が赤字に転落し、利益が約18億円減りました。次回の改定は2027年度で、2026年6月には新設施設の基本報酬を下げる臨時の見直しもありました。
- 2
借入の増加と自己資本比率の低下
米国事業への追加投資を借入でまかない、親会社所有者帰属持分比率は38.1%(2025年3月末)から30.6%(2026年9月末)に下がりました。出店の加速が続くため、財務の余力は注視が必要です。
- 3
米国事業と予想のレンジ
米国事業は公費(Medicaidなど)でまかなわれる制度ビジネスで、修正後の予想がレンジなのは追加投資の時期・規模と米国の新規施設の業績で利益が変わるためです。直営施設の運営は人材確保にも左右されます。
- 4
低い配当利回りと高めの評価
2026年11月2日終値でPERは実績24.8倍・修正後の会社予想で16.9〜18.8倍、PBRは4.6倍です。増配後も配当利回りは約1%で、評価は会社予想の達成が前提の水準です。還元は自己株式の取得が中心です。
事業概要
障害のない社会をつくるをビジョンに就労継続支援・就労移行支援・児童発達支援などの福祉施設400施設以上で就労・学び支援。プログラミング等一般教育も展開。障害福祉領域インターネットプラットフォームを運営。
主要事業
就労支援 — LITALICOワークスによる就労移行支援・就労継続支援、全国400施設以上を展開
児童発達支援 — LITALICOジュニアによる発達障害児向けの学習支援・療育
教育事業 — LITALICOワンダーによるプログラミング等のIT・ものづくり教育
インターネットプラットフォーム — LITALICO発達ナビ・仕事ナビ・キャリア等の障害福祉領域プラットフォーム運営
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
38,247
+15.2% YoY
営業利益
4,576
+31.6% YoY
純利益
2,738
+14.0% YoY
営業利益率
12.0%
企業評価
総合スコア 3.4 / 5
成長性
5
収益性
4
安全性
3
規模
3
割安度
2
競合・類似銘柄
就労移行支援や児童発達支援など障害福祉サービスを運営し、企業の法定雇用率達成も支援する。報酬改定と定着率が業績を左右する。
障害のない社会をつくるをビジョンに就労継続支援・就労移行支援・児童発達支援などの福祉施設400施設以上で就労・学び支援。プログラミング等一般教育も展開。障害福祉領域インターネットプラットフォームを運営。
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ