エーザイ
Eisai Co.,Ltd.
医薬品 / 医薬品
4,953円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/17
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
レケンビ — 世界初のアルツハイマー疾患修飾薬
FY2026/3でグローバル売上880億円(前期比約2倍)を達成し、FY2027/3は1,435億円、新3カ年計画ではFY2028に約3,000億円を目標。皮下注製剤IQLIKが2026年7月に初期療法として米国承認され、新規患者の在宅治療が可能になりました。
- 2
認知症エコシステムによる競合障壁
診断(血液バイオマーカー)、モニタリング(睡眠センシング)、ケア(デジタルヘルス)を包括し、後発薬が参入してもエーザイの基盤が維持される構造を構築中。
- 3
配当160円を7年間維持のコミットメント
配当性向100%超の期でも減配せず維持した実績。レケンビの収益本格化で持続可能性が高まります。
注意すべきリスク
- 1
レンビマの特許崖リスク
売上の約4割を占めるレンビマは、米国で後発品3社と2030年6月30日以降の販売を認める和解済み。会社もFY2028に約2,500億円(FY2025比約900億円減)への縮小を前提とし、レケンビの成長で相殺できるかが焦点です。
- 2
レケンビの処方拡大ペースの不確実性
アミロイドPETスキャンの診断インフラ整備、保険適用範囲、競合薬(ドナネマブ)の影響により想定通りの成長が実現するかは不透明です。
- 3
PER約35倍はレケンビ成長を前提とした水準
実績EPSベースのPERは約35倍(2026年9月15日終値)。営業利益率は依然5〜8%台と低く、レケンビの売上進捗が計画を下回れば株価の調整リスクがあります。
事業概要
エーザイは医療用医薬品・一般用医薬品の研究開発・製造・販売を中核事業。日本・北米・中国・EMEA・東アジア・グローバル南地域の5つの地域セグメントで展開。アルツハイマー病等の神経・認知疾患治療薬、がん治療薬を主力製品とする。
主要事業
医薬品事業 — 医療用医薬品・一般用医薬品の研究開発・製造・販売(日本・北米・中国・EMEA・東アジア)
その他事業 — 医薬品原料、ライセンス、業務サービス
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
825,378
+4.6% YoY
営業利益
44,138
-18.8% YoY
純利益
38,558
-17.0% YoY
営業利益率
5.3%
企業評価
総合スコア 3.2 / 5
成長性
3
収益性
3
安全性
4
規模
5
割安度
1
競合・類似銘柄
自社創薬の新薬を国内外で販売する研究開発型の製薬会社。主力品の特許切れと開発パイプラインの進捗が業績を決める。
エーザイは医療用医薬品・一般用医薬品の研究開発・製造・販売を中核事業。日本・北米・中国・EMEA・東アジア・グローバル南地域の5つの地域セグメントで展開。アルツハイマー病等の神経・認知疾患治療薬、がん治療薬を主力製品とする。
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上(2026年3期)
| セグメント | 売上(百万円) | 利益(百万円) | 構成比 |
|---|---|---|---|
| レンビマ | 330,151 | 0 | 40.0% |
| レケンビ | 90,792 | 0 | 11.0% |
| デエビゴ | 57,776 | 0 | 7.0% |
| その他 | 346,659 | 0 | 42.0% |