グロービング
Globe-ing Inc.
サービス業 / 情報通信・サービスその他
2,031円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/11/4
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
売上成長率+39%と営業利益率35%の両立
FY2026/5期(IFRS)に売上高115億円(+39%)・営業利益率34.8%を達成し、ベイカレント(2026年2月期の営業利益率34%)に並ぶ水準です。2027年5月期 第1四半期は売上+20.8%、営業利益率は採用の加速などで28.7%にとどまりました。
- 2
AIプロダクトの成長余地
企画支援AI「グロービングくん」など特許取得済みを含む4製品を展開し、スペンドインテリジェンスは2026年11月にテスト運用へ。AI関連売上比率は第1四半期に56%まで上がりましたが、AI事業セグメントの売上はまだ全体の3.5%(2026年5月期)です。
- 3
大企業との長期取引が広がる顧客基盤
年間売上10億円以上の顧客が2社、1億円以上が22社(2026年5月期)。3〜5年の長期伴走を前提とするJI型案件の売上比率は、2027年5月期 第1四半期に70.7%まで上がりました。
注意すべきリスク
- 1
人材確保とスケーラビリティ
調整後コンサルタント219名(2026年8月末)でFY2027/5売上161億円を目指すには、増員と生産性の向上が必要。第1四半期は採用関連費用が前年同期比+352%に増えるなどで、営業利益は3.1%減りました。
- 2
上場企業としてのトラックレコードの短さ
2024年11月上場で通期決算は2期分のみ。2027年5月期は第1四半期の売上進捗が20%で、予想の達成には残り3四半期で前年同期比+46%の増収が要ります。会社予想の達成精度はまだ検証されていません。
- 3
AI事業の競争環境
大手コンサル・SIer・AI専業企業が参入する市場で、自社プロダクトの競争優位が持続するかは注視が必要です。
- 4
経営体制の移行と持株会社化
2026年8月にCEOが福田浩基氏(元BCG)に交代し、12月に持株会社「WAOホールディングス」へ移行。M&Aは意向表明書を2社に出した段階で、買収の規律が問われます。創業者の持株比率は約48%(2026年5月末)に下がり、支配株主ではなくなりました。
- 5
大口顧客への集中
2026年5月期はトヨタ自動車1社で売上の20%を占めました。第4四半期は主要顧客の業績悪化などで売上が前の四半期から11%減り、第1四半期は16%増に戻るなど、大口顧客の動向で四半期の売上が振れやすい構造です。
事業概要
準委任契約によるコンサルティングサービスと各種SaaSクラウドプロダクト事業を展開。CxO・プロジェクトリーダーと協業し、『外部視点を持ったインサイダー』として顧客企業内に入り込み、戦略とデジタルを融合したワンストップサービスを提供。
主要事業
コンサルティング事業 — 準委任契約による戦略・デジタル変革コンサルティング
クラウドプロダクト事業 — 各種SaaS製品の企画・開発・販売
株価推移
業績ハイライト2026/5(百万円)
売上高
11,512
+39.5% YoY
営業利益
4,003
+43.0% YoY
純利益
2,875
+62.6% YoY
営業利益率
34.8%
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
5
規模
3
割安度
2
競合・類似銘柄
経営戦略の立案から実行支援までを人月で提供する。コンサルタントの採用数と稼働単価が売上を決め、案件の景気感応度が高い。
準委任契約によるコンサルティングサービスと各種SaaSクラウドプロダクト事業を展開。CxO・プロジェクトリーダーと協業し、『外部視点を持ったインサイダー』として顧客企業内に入り込み、戦略とデジタルを融合したワンストップサービスを提供。
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2025年5期(百万円) | 2026年5期(百万円) |
|---|---|---|
| コンサルティング事業 | 8,214(99.5%) | 11,108(96.5%) |
| AI事業 | 42(0.5%) | 405(3.5%) |