アサヒグループホールディングス
Asahi Group Holdings,Ltd.
食料品 / 食品
1,645円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/17
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
5つのグローバルブランドによるプレミアム戦略
スーパードライ、ペローニ、ピルスナーウルケル等5ブランドのグローバル展開で、販売単価は前年比+2.9%上昇。プレミアム化による利益率改善が進む。
- 2
2026年12月期に過去最高益を見込むV字回復
2025年のサイバー攻撃による一過性マイナスが剥落し、売上収益3兆2,200億円(+11.2%)・純利益1,940億円(+59.6%)と大幅な反発を見込む。ただし純利益には博多工場用地の売却益約350億円を含み、調整後利益の予想は1,680億円と2024年(1,830億円)には届かない。
- 3
欧州・豪州に東アフリカを加える分散されたグローバル収益基盤
M&Aにより欧州(ペローニ等)とオセアニア(CUB)に事業を拡大し、2025年12月にはDiageoの東アフリカ事業(EABL、30億ドル)の取得契約を締結。日本市場の人口減少リスクを地理的分散で緩和している。
注意すべきリスク
- 1
サイバー攻撃の再発リスク
2025年9月のランサムウェア攻撃で受注・出荷システムが約2ヶ月停止し、約380億円(400億円弱)の利益押し下げが発生。デジタルインフラへの依存度が高まる中、再発リスクは継続的な課題。
- 2
M&Aで積み上がったのれんの減損と財務レバレッジ
2025年12月末ののれん2兆4,107億円(総資産の40%)にEABL買収分が加わり、Net Debt/EBITDAは2026年に4倍近くへ上昇する見込み。為替変動や現地市場の低迷でのれん減損リスクが存在する。
- 3
国内ビール市場の長期縮小
日本の人口減少と若年層のアルコール離れにより、国内ビール市場は構造的な縮小傾向にある。スーパードライ3.0で活性化を図るが、長期トレンドの反転は困難。
事業概要
アサヒグループホールディングスは、世界有数の総合飲料・食品メーカーです。アサヒビール、ニッカウヰスキー、アサヒ飲料、カルピスなどのブランドでビール類・低アルコール飲料・洋酒・焼酎・清酒・ワイン・清涼飲料を製造・販売しています。国内だけでなく欧州・アジアパシフィック地域で酒類製造・販売を展開。さらにアサヒグループ食品でベビーフード・菓子・健康食品を、関連企業で医薬品や健康関連事業も営んでいます。
主要事業
酒類製造・販売 — ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン、清酒など多様な酒類
飲料製造・販売 — 清涼飲料、乳酸菌飲料(カルピス)など
食品製造・販売 — ベビーフード、菓子、フリーズドライ食品、サプリメント
国際展開 — 欧州、豪州、ニュージーランド、東南アジアでの酒類・飲料事業
株価推移
業績ハイライト2025/12(百万円)
売上高
2,894,676
-1.5% YoY
営業利益
185,870
-30.9% YoY
純利益
121,574
-36.7% YoY
営業利益率
6.4%
企業評価
総合スコア 3.6 / 5
成長性
4
収益性
3
安全性
4
規模
5
割安度
2
競合・類似銘柄
ビール・発泡酒・焼酎・清酒・リキュールを製造販売する酒類メーカー。酒税と免許に守られた国内市場を分け合いながら、RTDや海外事業で成長を探る点が共通する。
アサヒグループホールディングスは、世界有数の総合飲料・食品メーカーです。アサヒビール、ニッカウヰスキー、アサヒ飲料、カルピスなどのブランドでビール類・低アルコール飲料・洋酒・焼酎・清酒・ワイン・清涼飲料を製造・販売しています。国内だけでなく…
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