カカクコム
Kakaku.com,Inc.
サービス業 / 情報通信・サービスその他
3,835円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/21
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
二大プラットフォームの地位
食べログ(月間利用者9,708万人)と価格.comは国内で確立された地位を持ち、ネットワーク効果による参入障壁が高い。
- 2
高ROE・高利益率の収益構造
ROE28.9%、価格.com・食べログのセグメント利益率は50%前後。ストック型のプラットフォーム収益で高い資本効率を実現している。
- 3
求人ボックスの高成長
第3の成長エンジンである求人検索「求人ボックス」は売上収益が2期連続で4〜5割増(2026年3月期+51.2%)。2026年4月にエンゲージを連結してHR事業へ拡大したが、広告投資で赤字転落し、1Qの単体成長率は+14.2%に減速している。
注意すべきリスク
- 1
TOB争奪戦の不透明感
EQT(9月10日に3,680円へ4回目の引き上げ、期限9月29日)とLINEヤフー・ベイン連合の買収合戦が進行中で、株価はTOB価格を上回って推移。取締役会は応募を推奨しない中立の立場で、結果次第で大幅な株価変動リスクがある。
- 2
先行投資による減益局面
求人ボックスの広告宣伝費増とM&A関連費用・AI投資で2026年3月期は営業減益。2027年3月期1QはTOB対応費用も重なり、投資回収の時期は不透明。
- 3
食べログの競合環境変化
売上・利益の最大セグメントである食べログは、Googleマップ等との競合やレビュー文化の変化による影響を受けやすい構造にある。
事業概要
購買支援サイト「価格.com」とレストラン検索・予約サイト「食べログ」を二大収益源とするインターネットメディア企業。商品の価格比較・クチコミ情報で消費者の購買行動を支援し、掲載店舗からの送客手数料・広告収入を得る。求人検索エンジン「求人ボックス」はクリック課金型で急成長中。保険比較や不動産情報「スマイティ」、高速バス比較「バス比較なび」など生活領域全般にサービスを拡大している。
主要事業
価格.com事業 — 購買支援サイト「価格.com」のショッピング送客手数料・サービス成果報酬・広告収入、保険代理店事業
食べログ事業 — レストラン検索・予約サイト「食べログ」の飲食店向け販促・予約手数料、有料会員、広告収入
求人ボックス事業 — 求人情報一括検索サイト「求人ボックス」のクリック課金型広告収入
インキュベーション事業 — 不動産情報「スマイティ」、旅行「バス比較なび」、宿泊メディア「icotto」等の新規メディア群
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
94,127
+20.0% YoY
営業利益
27,243
-7.0% YoY
純利益
18,803
-6.1% YoY
営業利益率
28.9%
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
5
規模
4
割安度
1
競合・類似銘柄
不動産・法律・教育・医療など領域を絞った比較サイトを運営し、事業者への送客手数料や掲載料で稼ぐ。分野内での検索流入シェアが競争軸。
購買支援サイト「価格.com」とレストラン検索・予約サイト「食べログ」を二大収益源とするインターネットメディア企業。商品の価格比較・クチコミ情報で消費者の購買行動を支援し、掲載店舗からの送客手数料・広告収入を得る。求人検索エンジン「求人ボッ…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2024年3期(百万円) | 2025年3期(百万円) | 2026年3期(百万円) |
|---|---|---|---|
| 価格.com事業 | 21,700(32.5%) | 23,600(30.1%) | 23,610(25.1%) |
| 食べログ事業 | 27,800(41.6%) | 33,500(42.7%) | 40,240(42.7%) |
| 求人ボックス事業 | 9,350(14.0%) | 13,400(17.1%) | 20,210(21.5%) |
| インキュベーション事業 | 8,010(12.0%) | 7,950(10.1%) | 10,120(10.7%) |