ARCHION
ARCHION Corporation
輸送用機器 / 自動車・輸送機
285円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/14
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
国内トラックの約4割を2ブランドで握る
日野と三菱ふそうを合わせた国内トラック(3.5トン超)のシェアは42%(2025年度、社内データ)。両ブランドの販売・整備網と約50万台のコネクテッド車両を持つ。
- 2
負ののれんを除いても増益基調
負ののれんを除く営業利益は第1四半期に前年同期比32%増の290億円。通期は1,100億円(プロフォーマ比52%増、営業利益率4.5%)を計画するが、統合関連の一時的な利益も含む。
- 3
統合シナジーで利益率を引き上げる計画
2032年度までに約1,100億円のシナジーを見込み、営業利益率を2029年度7%、2032年度10%以上へ。中型トラックの相互供給が始まり、電気小型も2026年度内に始める予定。
- 4
ダイムラートラックとトヨタの後ろ盾
両社が25%ずつ出資し、水素・燃料電池や自動運転で両社の技術を使える。両社から最大2,200億円を調達できる枠もある。
- 5
東南アジアの販売基盤
インドネシアを中心に東南アジアで年約6万4,000台を売る(2025年度プロフォーマ)。今期はインドネシア政府向け受注で同地域の台数が22%増える見込み。
注意すべきリスク
- 1
負ののれんで利益とPERが膨らむ
今期予想の純利益3,032億円のうち2,332億円は一時的な負ののれん発生益(暫定)。予想PERは込みで2.7倍、除くと11.6倍(2026年10月8日終値)。
- 2
利益率はまだ同業を下回る
負ののれんを除く今期予想の営業利益率は4.5%で、いすゞ自動車の7.0%、ダイムラートラックの7.8%(2025年、調整後)を下回る。
- 3
日野の認証問題が残る
米国の刑事制裁金の未払い分や他国での訴訟の可能性があり、統合契約の特別補償条項は2041年3月まで続く。
- 4
中東の落ち込みと為替
今期は中東向けの台数が58%減る前提で、出荷再開の時期は不透明。1ドル155円・1豪ドル113円の為替前提も利益を左右する。
- 5
統合の実行リスク
2社の組織・企業文化の統合とシナジー創出が計画どおり進むか。インドネシアの競争法審査は有価証券報告書の提出時点で係属中だった。
事業概要
日野自動車と三菱ふそうトラック・バスを傘下に持つ商用車持株会社。2026年4月の経営統合により発足し、トラック・バスの製造販売・修理を中核事業とする。両社の開発・生産・販売機能を統合し、グローバルな商用車メーカーとしての競争力強化を目指す。
主要事業
商用車事業 — 日野自動車・三菱ふそうブランドでのトラック・バスの製造販売・修理
関連サービス — 商用車に関する製品開発・設計・アフターサービス
株価推移
業績ハイライト(百万円)
売上高
—
営業利益
—
純利益
—
営業利益率
—
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
—
収益性
—
安全性
4
規模
4
割安度
—
競合・類似銘柄
中大型トラック・バスを製造販売する。物流投資と排ガス規制、電動化対応が需要を決め、乗用車とは景気連動の型が違う。
日野自動車と三菱ふそうトラック・バスを傘下に持つ商用車持株会社。2026年4月の経営統合により発足し、トラック・バスの製造販売・修理を中核事業とする。両社の開発・生産・販売機能を統合し、グローバルな商用車メーカーとしての競争力強化を目指す。
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