レナサイエンス
Renascience Inc.
医薬品 / 医薬品
1,152円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/17
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
1分子で複数がん種を展開
RS5614という単一のPAI-1阻害薬をCML・悪性黒色腫・皮膚血管肉腫・非小細胞肺がん・膵がんの5つのがん種に展開。うち第III相治験2件が進行中で、資本効率の高い開発モデル。
- 2
AI透析支援機器が実用化に最も近い
ニプロ・東レ・メディカルとの共同開発で商用化ルートを確保。臨床性能試験の最終解析で正解率92.2%・専門医との非劣性を証明済み。透析患者33万人超の市場が対象。
- 3
自己資本比率9割超の強固な財務
2025年11月〜2026年3月の第三者割当で新株式約18.9億円を払込済み、2026年3月末の現金は約34億円(自己資本比率94.5%、2026年6月末は98.0%)。進行中の第III相治験を継続するための当面の資金は確保されている。
注意すべきリスク
- 1
単一分子への集中リスク
主要パイプラインがすべてRS5614・PAI-1阻害に依存。RS5614自身がSSc-ILD第II相で主要評価項目を達成できず(2026年4月)、姉妹品RS8001もPMS第II相で未達。失敗時の代替がない。
- 2
11期連続赤字と希薄化調達
営業損益ベースで11期連続赤字の見通し。新株予約権(69.2万株分、行使価額1,562〜1,985円)は株価を上回り未行使で、見込総額32.67億円のうち約12.4億円は入っておらず、次の資金調達も希薄化を伴う可能性が高い。
- 3
収益化までの長い時間軸
悪性黒色腫の第III相治験終了は2029年7月予定。成功しても承認申請・薬価収載まで更に時間を要し、収益化は数年単位で先になる。
事業概要
医薬品・医療機器・AIプログラム医療機器の3つのモダリティで創薬を手がける臨床段階のバイオベンチャー。大学等の研究機関のシーズを基礎研究から医師主導治験まで一貫して開発し、製薬企業へ導出するビジネスモデルを採用。PAI-1阻害薬を中核パイプラインとし、がん・循環器・呼吸器・糖尿病などの加齢疾患に加え、セノリティック医薬品(老化細胞除去薬)など長寿分野にも注力する。東北大学・広島大学に研究開発基盤を持ち、医師主導治験の実績は31件に上る。
主要事業
医薬品開発 — PAI-1阻害薬等の低分子創薬、セノリティック医薬品の研究。がん・循環器・呼吸器・糖尿病が対象
医療機器・プログラム医療機器 — AI活用の診断・治療支援ソフトウェアや医療機器の開発
導出ライセンス — 医師主導治験でPOCを確立し、製薬企業等へライセンスアウトして収益化
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
68
-48.5% YoY
営業利益
-356
純利益
-301
-366.4% YoY
営業利益率
-523.5%
企業評価
総合スコア 2.3 / 5
成長性
1
収益性
1
安全性
5
規模
2
割安度
—
競合・類似銘柄
既存治療のない神経疾患や難治性疾患を標的とする臨床段階の創薬ベンチャー。治験の成否が企業価値を大きく振らせる。
医薬品・医療機器・AIプログラム医療機器の3つのモダリティで創薬を手がける臨床段階のバイオベンチャー。大学等の研究機関のシーズを基礎研究から医師主導治験まで一貫して開発し、製薬企業へ導出するビジネスモデルを採用。PAI-1阻害薬を中核パイプ…
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