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プライム4684

オービック

OBIC Co.,Ltd.

情報・通信業 / 情報通信・サービスその他

5,111

+46 (+0.91%)

出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/17

投資ポイント

強み・成長ドライバー

  • 1

    日本企業トップクラスの収益力

    営業利益率65.7%は、情報・通信業の平均(約8.4%)の約8倍に相当します。自社開発・直販・プロパー主義という三位一体のビジネスモデルが、外注費・仲介手数料・人材流動コストを構造的に排除しています。しかも営業利益率は毎年上昇しており、規模拡大に伴うスケールメリットが効いています。

  • 2

    ストック型収益による景気耐性

    全社売上の53%を占めるシステムサポート事業は月額課金型で、基幹システムの性質上解約率が極めて低い構造です。リーマンショック時やコロナ禍でも減益にならなかった実績は、このストック型収益構造の堅固さを証明しています。32期連続増益はその結果です。

  • 3

    DX需要を追い風にした成長余地

    日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)需要は依然として旺盛で、基幹システムの老朽化(レガシー問題)を抱える中堅・大企業が多いことが、OBIC7の導入需要を下支えしています。クラウド型ERPへの移行トレンドもオービックにとって追い風で、「OBIC7クラウド」の提案が加速しています。

注意すべきリスク

  • 1

    成長ペースの「穏やかさ」

    売上成長率は年+10〜12%と堅実ではあるものの、SaaS企業のような年+30〜50%の爆発的成長は期待しにくい構造です。大企業向けERPの導入サイクルは長く、一件あたりの商談期間が1〜2年に及ぶため、急激な売上拡大には限界があります。

  • 2

    クラウドネイティブERPとの競合

    freeeやマネーフォワードなどのクラウドネイティブなSaaS企業が中小企業向けに勢力を拡大しています。現時点ではターゲット顧客層が異なるため直接競合は限定的ですが、クラウドSaaS企業が中堅企業へ上流進出してくる可能性は中長期のリスク要因です。

  • 3

    新卒プロパー主義の限界

    中途採用を基本的に行わない方針は人材の定着率と企業文化の維持に貢献していますが、AI・クラウドなど新技術領域の専門人材を即座に獲得しにくい側面もあります。技術環境の急速な変化に対し、内部育成だけで対応し続けられるかは注視が必要です。

  • 4

    国内市場への依存

    「日本の商習慣に特化した設計」がOBIC7の強みである反面、海外展開が困難というトレードオフがあります。国内ERP市場の成長率は年数%程度であり、中長期的には市場の天井が意識される可能性があります。

事業概要

自社開発の統合基幹業務システム「OBIC7」シリーズを中堅・大企業に直接販売するシステムインテグレーション企業。代理店や下請けを一切使わず、コンサルティングから開発・導入・保守まで自社社員のみで完結させる「製販一体」モデルにより、営業利益率65.7%(2026年3月期)という日本企業トップクラスの収益力を誇る。31期連続営業最高益を更新中。

主要事業

  • システムインテグレーション事業(売上構成比41%) — クラウドERP「OBIC7」シリーズの企画・開発・導入。会計・人事・販売管理など企業の基幹業務を統合。累計導入28,000社超、ITreview ERPパッケージ部門Leader 5年連続選出

  • システムサポート事業(売上構成比53%) — OBIC7導入後の運用支援・保守・クラウドソリューション提供。月額課金型のストック収益が主体で、営業利益率73.9%。全社最大セグメント

  • オフィスオートメーション事業(売上構成比6%) — OA機器・サーバー・ネットワーク機器の販売・導入支援。OBIC7提案へのクロスセル入口として機能

株価推移

TradingView

業績ハイライト2026/3(百万円)

売上高

135,209

+11.5% YoY

営業利益

88,823

+13.3% YoY

純利益

75,191

+16.4% YoY

営業利益率

65.7%

企業評価

総合スコア 4.2 / 5

成長性

4

収益性

5

安全性

5

規模

5

割安度

2

競合・類似銘柄

中小企業向け業務パッケージソフト

会計事務所と中小企業を顧客に、会計・給与・販売管理のパッケージを直販・代理店経由で売る。保守会費がストック収益になる。

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オービック

自社開発の統合基幹業務システム「OBIC7」シリーズを中堅・大企業に直接販売するシステムインテグレーション企業。代理店や下請けを一切使わず、コンサルティングから開発・導入・保守まで自社社員のみで完結させる「製販一体」モデルにより、営業利益率…

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セグメント別売上推移

セグメント2022年3期(百万円)2023年3期(百万円)2024年3期(百万円)2025年3期(百万円)2026年3期(百万円)
SI事業40,200(44.9%)44,500(44.4%)47,300(42.4%)50,300(41.5%)55,300(40.9%)
システムサポート事業42,400(47.4%)48,900(48.8%)56,100(50.3%)63,000(52.0%)71,500(52.8%)
OA事業6,900(7.7%)6,800(6.8%)8,200(7.3%)7,900(6.5%)8,500(6.3%)