シンプレクス・ホールディングス
Simplex Holdings,Inc.
情報・通信業 / 情報通信・サービスその他
1,123円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/11/4
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
自社開発と再利用ライブラリで高い利益率
顧客と直接契約して自社で開発する体制と、再利用できるプログラム群「Simplex Library」により、2026年3月期の営業利益率は24.6%でした。
- 2
コンサルと非金融DXが成長をけん引
2027年3月期上期は、エンタープライズDXが前年同期比+66.5%、戦略/DXコンサルティングが+26.6%と、金融の2領域を上回って伸びています。
- 3
過去最高の受注と通期予想の上方修正
上期の売上・営業利益と9月末の受注残高(284億円)は過去最高。2026年10月に通期予想を売上710億円・営業利益175億円へ引き上げました。
- 4
配当と自社株買いによる還元
連結配当性向40%を目安に増配を続け、2025年・2026年と2年続けて50億円の自社株買いを実施。2027年3月期は年24円配当の予想です。
注意すべきリスク
- 1
金融機関への売上集中
コンサルの金融機関向けを含めると売上の7割強が金融機関向けで、最大顧客のSBIグループだけで13.0%(2026年3月期)を占めます。
- 2
人材獲得競争と退職率の上昇
大手コンサルなどとの人材獲得競争が続き、退職率(直近4四半期)は11%に上昇。会社は2027年4月にLead以上の職位の報酬体系を改定します。
- 3
AIへの先行投資で利益率が伸び悩む
AI関連のコストで研究開発費等が増え、上期の営業利益率は22.3%(前年同期25.4%)に低下。通期予想の達成には下期に26.7%まで戻す必要があります。
- 4
高いバリュエーション
実績PER26.8倍・PBR5.42倍(2026年10月28日終値)と成長期待を織り込んだ水準で、成長が鈍ると株価が利益以上に調整するおそれがあります。
事業概要
金融機関向けITソリューションを主力とするテクノロジー企業。大手銀行・総合証券・ネット証券などの金融機関に対し、トレーディング・リスク管理プラットフォームや個人投資家向け取引システムを開発・提供する。子会社「Xspear Consulting」が戦略・DXコンサルティングを、「シンプレクス」がシステム開発・運用保守を担い、企画から実装・運用まで一気通貫で支援する体制を持つ。AI・クラウド・web3などの先端技術を活用し、近年は非金融・官公庁領域にも事業を拡大。
主要事業
キャピタルマーケット — 大手銀行・証券向けトレーディング・リスク管理プラットフォームの開発。金融商品横断の一元管理システムを提供
金融リテール — ネット証券・FX会社・暗号資産交換業者向けに個人投資家向け取引プラットフォームを開発
戦略/DXコンサルティング — 「Xspear Consulting」によるDX特化型の戦略立案・実行支援・人材育成
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
58,682
+23.8% YoY
営業利益
14,420
+33.5% YoY
純利益
10,538
+35.4% YoY
営業利益率
24.6%
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
5
規模
3
割安度
2
競合・類似銘柄
証券会社や運用会社のトレーディング・リスク管理・投信計理システムを提供する。相場変動と市場制度改正が需要を生む。
金融機関向けITソリューションを主力とするテクノロジー企業。大手銀行・総合証券・ネット証券などの金融機関に対し、トレーディング・リスク管理プラットフォームや個人投資家向け取引システムを開発・提供する。子会社「Xspear Consultin…
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