日本駐車場開発
NIPPON PARKING DEVELOPMENT Co.,Ltd.
不動産業 / 不動産
261円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/14
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
土地を持たずに稼ぐ駐車場事業
ビルの空き駐車場を借り上げて運営し、セグメント資産42.2億円で利益49.3億円(利益率25.6%、2026年7月期)。掲載約20万件の月極検索サイトが集客源です。
- 2
インバウンドで伸びるスキー場
白馬など8スキー場の訪日客は2025-26年シーズンに54.4万人で過去最高。スキー場事業の利益は2022年7月期の2.5億円から23.7億円に増えました。
- 3
冬と夏で補い合う事業構成
冬に稼ぐスキー場と夏に稼ぐテーマパーク・別荘で季節の波をならし、3事業とも2026年7月期は過去最高の売上高・営業利益でした。
- 4
配当の下限を示した株主還元
16期連続増配で、2029年7月期まで年10円・11円・12円以上の配当の下限を公表。2026年7月期の総還元性向は91.6%でした。
注意すべきリスク
- 1
天候と季節に左右されるレジャー事業
スキー場は第1・第4四半期が赤字で、雪不足や夏の天候不順で業績が振れます。2020年7月期は暖冬とコロナで営業利益が35.7%減りました。
- 2
設備投資と借入の増加
リフト・ゴンドラや人工降雪機への投資が続き、有利子負債は2024年7月末の159.5億円から2026年7月末の232.2億円に増えました。
- 3
一時的な利益と少数株主への流出
2026年7月期は純利益に固定資産売却益12.96億円、テーマパークの増益の7割強に別荘販売が入っています。今期の純利益予想は+3.4%で、上場子会社の利益の一部は少数株主に帰属します。
- 4
株式の集中と親子上場
巽社長の資産管理会社が33.9%を持ち(2026年7月末)、子会社の日本スキー場開発も上場。少数株主との利益相反の管理が問われます。
事業概要
日本駐車場開発は、オフィスビル等の遊休スペースを一括借り上げて月極・時間貸で運営するサブリース型駐車場事業を主力とする。駐車場の直営・管理運営・コンサルティングに加え、スキー場の運営・取得事業、テーマパーク「那須ハイランドパーク」の運営にも展開。海外ではタイに子会社NPD GLOBAL、NIPPON PARKING DEVELOPMENT (THAILAND)を置き、駐車場事業を国際展開している。不稼働資産の有効活用を起点に、レジャー領域まで事業を多角化した独自のビジネスモデルを持つ。
主要事業
駐車場事業 — 遊休スペースの一括借り上げ・サブリース、直営駐車場の運営、管理受託、リニューアル投資
スキー場事業 — スキー場の取得・運営。リフト索道、レンタル、レストラン等を子会社が担当
テーマパーク事業 — 那須ハイランドパークの運営
株価推移
業績ハイライト2026/7(百万円)
売上高
40,707
+10.5% YoY
営業利益
8,515
+11.2% YoY
純利益
5,801
+20.9% YoY
営業利益率
20.9%
企業評価
総合スコア 3.6 / 5
成長性
4
収益性
5
安全性
3
規模
3
割安度
3
競合・類似銘柄
遊休地を借り上げ、時間貸・月極の駐車場として運営する会社。確保した用地の数と稼働率が収益を決め、モビリティサービスへ広げる例もある。
日本駐車場開発は、オフィスビル等の遊休スペースを一括借り上げて月極・時間貸で運営するサブリース型駐車場事業を主力とする。駐車場の直営・管理運営・コンサルティングに加え、スキー場の運営・取得事業、テーマパーク「那須ハイランドパーク」の運営にも…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ