太陽誘電
TAIYO YUDEN CO.,LTD.
電気機器 / 電機・精密
9,000円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/9/17
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
AIサーバー向けMLCCの技術優位
世界シェア3位のMLCC技術と世界最小クラスの量産能力を併せ持ち、AIサーバー向け高付加価値領域で確固たる地位を確立。
- 2
5年間2,700億円の積極設備投資
中期経営計画2030でMLCC生産能力を毎年10%増強。2030年度に売上高4,800億円(2026年3月期比+35%)を目指す成長投資を推進。
- 3
利益率の急回復トレンド
営業利益率は2024年3月期2.8%→2027年3月期予想10.6%と2年連続で改善加速。AIサーバー・自動車向け高付加価値シフトが奏功。
注意すべきリスク
- 1
電子部品業界の景気循環リスク
営業利益は2022年3月期682億円→2024年3月期91億円とわずか2年で87%減少した実績。AIサーバー投資減速時に同様の急減益リスクがある。
- 2
AI投資・為替への高依存
成長の柱がAIデータセンター投資に集中。上方修正の一因は円安見直し(150円→159.70円/ドル)で、急激な円高は下振れ要因。
- 3
高バリュエーションと目標未達リスク
会社予想ベースでもPER約41倍と中計実現を織り込んだ水準。ROE4.5%と目標15%のギャップは大きく、収益改善が遅れれば株価調整リスクが高い。
事業概要
積層セラミックコンデンサ(MLCC)を主力とする電子部品メーカー。コンデンサに加え、インダクタ、複合デバイス(FBAR/SAWデバイス等)など受動部品を幅広く手がける。スマートフォン・自動車・産業機器向けに小型・高性能な電子部品を供給し、国内外に製造拠点を展開。セットメーカーへの直販と販売子会社経由のグローバル販売網を構築している。
主要事業
コンデンサ — 積層セラミックコンデンサ(MLCC)を中心とした各種コンデンサの製造販売
インダクタ — 巻線・積層タイプのインダクタの製造販売
複合デバイス — FBAR/SAWフィルタ、モジュール製品等の製造販売
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
355,341
+4.1% YoY
営業利益
19,996
+91.2% YoY
純利益
14,806
+536.0% YoY
営業利益率
5.6%
企業評価
総合スコア 3.2 / 5
成長性
3
収益性
3
安全性
4
規模
5
割安度
1
競合・類似銘柄
コンデンサ、抵抗器、インダクタ、トランスなど受動部品を量産する。スマートフォンと自動車の電装化が数量を、工場の稼働率が採算を決める。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)を主力とする電子部品メーカー。コンデンサに加え、インダクタ、複合デバイス(FBAR/SAWデバイス等)など受動部品を幅広く手がける。スマートフォン・自動車・産業機器向けに小型・高性能な電子部品を供給し、国…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2024年3期(百万円) | 2025年3期(百万円) | 2026年3期(百万円) |
|---|---|---|---|
| コンデンサ | 205,800(63.8%) | 232,070(68.0%) | 251,800(70.8%) |
| インダクタ | 55,600(17.2%) | 61,530(18.0%) | 64,300(18.1%) |
| 複合デバイス | 34,900(10.8%) | 22,980(6.7%) | 14,800(4.2%) |
| その他 | 26,300(8.2%) | 24,870(7.3%) | 24,500(6.9%) |